弁論大会のテーマ決めって大変ですよね!
さくっと、弁論大会のテーマとして使えるネタを探している人は、以下のページを参考にしてください。
この記事では、自分のオリジナリティのあるテーマを考えたいという人へ向けて、どのようにして弁論のテーマを決めるか説明していきます!
常識と逆を述べる
常識を弁論しても「そんなことあたりまえだよ」と言われて終わります。
弁論は常識とは異なることをテーマにしてみましょう!
たとえば、「毎日しっかり朝ご飯を食べるべきだ」とよく言われますね。しかし、なぜ朝ご飯を食べなければならないのでしょうか。
実は、近年、一日三食食べた方が良いという研究より、食事の回数を減らした方が健康になれる、という研究のほうが多く発表されています。
朝、お腹がすいていない日もありますよね。そういうときに、「三食しっかり食べないといけない」と思って、朝食を食べているなら、それは「常識」に囚われているかもしれません。
そこで「一日三食食べなくてもいい」と、常識とは逆のことを言ってみると、その弁論を聞いている人は「へえ、そういう考え方があるのか!」と思うのです。
しかし、ただ「一日三食も食べなくてもいい」と言っても、信じてはもらえませんし、説得力がありません。
そこで、以下のようなことを述べて、理論武装をします。
- 昔の日本人は一日二食の生活をしていたといわれている。
- 近年になって一日三食が良いといわれるようになったのは、食品会社が一食増やして「儲けよう」としたからという説がある。
- 外国では朝はコーヒーを飲むだけ、朝ご飯はお腹がすいていなければ食べなくても良い、ということが「常識」とされている国もある。
常識を取り上げ、その逆を考えることで、オリジナリティのある弁論のテーマが思い浮かぶかもしれません!
常識とは逆を述べた弁論のテーマ例
自分の失敗についての考えを述べる
失敗した経験はだれにでもありますよね!
失敗をしたとき、その理由について深く考えることはあまりないかもしれません。
しかし、自分の失敗については、リアルな体験談として説得力のある弁論になります。
例えば、発表会で劇をすることになって、本番でセリフを忘れてしまったとします。これは「失敗」です。
では、この失敗から、どのようなことが学べ、どのような弁論ができるでしょうか。
- 絶対に忘れることがないようにもっと練習するべきだった。
→ 練習の大切さ - 練習をたくさんしていたのに、忘れてしまった。
→ 練習が発揮されないこと、努力が報われないこともある。そういうこともあるから人生は楽しい。 - 自分はもっと練習したかったけれど、クラスメイトが練習に乗り気じゃなかった。
→ 他人任せにすると失敗してしまうかもしれない。自分で進んで行動することが大切。 - 練習したくないクラスメイトも多く、練習でみんなをまとめるのが大変だった。
→ リーダーに必要なのは、他の人に「自ら進んで行いたい」と思わせられるような能力なのではないか。
このように、自分の失敗の経験から学べること、次に失敗しないようにはどうすればよいか、といった内容で弁論のテーマを考えてみてください。