お金持ちがお金を得るのは、そうでない人がお金を得るよりもさらに難しいと言われています。
例えば、裕福な人は投資をすることができます。
将来、価値が上がりそうなもの(例えば、土地や株)を買っておき、買った値段より価値が上がったら売ることで利益を得ることができます。
また、お金持ちは教育にお金をかけることができます。
私立高校や大学・大学院に進学することで、卒業後の給料が高くなり、お金持ちに生まれた子どももお金持ちになる可能性が高まります。
また、家庭教師を雇えたり、スポーツでプライベート・コーチをつけられたりと、お金持ちが能力を向上させる方が容易になる場合が多いと思われます。
また、お金がない人はお金を失いやすいとも言えます。
お金がなくて、クレジットカードで分割払いをしたり、ローンを組んだりしたら、手数料を取られてしまいます。こうして、買った物の値段より、多くのお金を払わなくてはならなくなります。
一方、お金持ちは、一括で支払いができるため、お金がない人よりも安い金額で物を購入できる機会が多いと考えられます。
こうして、富む者はさらに富み、貧しい者はさらに貧しくなる「仕組み」が、現在の社会を回しています。
果たして、解決策はあるのでしょうか?